わたしには、ハナあーちゃんとよんでいる、ひぃおばあちゃんがいます。ハナあーちゃんは、九十一才で、つえを、ついていません。それに、一人ぐらしをしていて、メールもできます。いつも元気なおばぁちゃんです。
夏休みに、おきなわりょこうにいったおみやげの、花びんを、妹と二人でバスに乗ってわたしに行きました。行くと中に、おいしそうなぶどうがありました。
ハナあーちゃんに、おみやげの花びんを、わたしたらとてもよろこんで、お花をかざってくれました。
そして行くと中にあったぶどうの話をしたら、
「そうか、それじゃあ買いに行こう。」
と、言って買いに行きました。買ったぶどうは、とてもあまくて、おいしかったです。
帰るとき、ハナあーちゃんはかならず外に出て、手をふってくれます。
わたしは、そんなハナあーちゃんがいつまでも、わたしのことを、おぼえていてくれて、いつも元気なハナあーちゃんでいてほしいです。
これは、小学三年生の夏休みに書いた作文です。ハナあーちゃんは私が中学三年生の秋に亡くなりました。最期まで脳ははっきりしていて、ひ孫は九人もいるのにずっと名前を覚えて読んでくれました。折紙が得意だったハナあーちゃんに教えてもらった鶴のポチ袋の折り方は、忘れないように定期的に折るようにしています。
お化けが出そうだからって一回もお泊まりしなくてごめんね。お風呂のすのこがヌルヌルするのが嫌だって言ってごめんね。編んでくれた靴下の色がダサすぎて履きませんでした、ごめんね。だいすきだよ